泉南市の古刹・長慶寺。元は7世紀後半にこの近くにあった海会寺という古代寺院の一部だったと見られてます。信長の紀州征伐で焼かれてほぼ全滅、それから秀頼が復興し、岸和田藩岡部市の祈願寺になっていました。写真は、海会寺とともにここを開いた行基にちなんだ開山塔。1991年落慶。
多数の塔が並ぶ立派なお寺なんですが、どうも現在の御住職がやり手で、次々と整備していったとか。この三重塔は2004年落慶。
なんとも独特なスタイルをした、唐様裳階付三重塔なる塔。真新しいと思ったら、2015年落慶。
本堂はさすがにオーソドックス。梅雨時にはアジサイが咲き誇るのが有名だったり、三月の大相撲大阪場所では千賀ノ浦部屋がここを宿舎にします。
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