1964年にオープンした近鉄グループの遊園地跡。跡地は京都市の運動公園になってますが、この模擬天守は残されています。
5層6階の大天守と、3層4階の小天守、それを多門櫓でつなぐ豪勢な連立天守……なんだけど、別に復元天守や復興天守でもなく模擬天守。洛中洛外図のイメージで作っただけとのこと。
鉄筋コンクリート造り。
作り込みは上々ではあるので、見栄えはしますね。
秀吉時代の木幡山伏見城は、五重の天守があったんですが、関ケ原で落城して焼かれました。家康時代にも債権されますが、これは南側、今の明治天皇陵あたりが本丸だったそうです。
多門櫓の門には、「伏見桃山城キャッスルランドの施設だから、歴史的・文化財的な価値はないし、城に関する資料も説明もありません。また耐震基準を満たしていないので中は立入禁止」という張り紙がありました。多分今後もなかなか対応は変わらないかと。
一番典型的なアングルから。

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